HOME > ガラス管・棒 加工/販売 > 主要取扱いガラス管類
ガラス管・ガラス棒 加工/販売

主要取扱いガラス管類

※ホウケイ酸ガラスの事を、ボロガラスという方もいます。
IWAKI (旧PYREX®)ガラス管
PYREX®は、Corning inc.の登録商標・商標です。

硼珪(ホウケイ)酸ガラス-1、従来「Corning Code 7740 Glass 」パイレックスR印を「IWAKI CODE 7740 GLASS」として製造されており、2013年まで「IWAKI TE-32/TE33 GLASS」として供給されておりました。
2014年より、新たに製造に入るガラス管は生産原産地を変更し、材質をCTE33 硼珪(ホウケイ)酸ガラス1級(JIS-R 3503:JR-1)、膨張係数 α=33.0×10-7/℃、ブランド表記をIWAKI印と切り替えさせて販売を開始させていただくこととなりました。 アルカリ含有量の少ない低膨張ホウケイ酸ガラスで線膨張係数が非常に小さく、特に耐熱衝撃性・耐薬品性に優れており、理化学用ガラス機器から工業用レベルゲージまで広い分野で使用されております。

PYREX®ガラス管 成分表

成分 SiO2 B2O3 Na2O/K2O Al2O3
80.9 12.6 4 2.3
線膨張係数(0〜300℃) 32.5x10-7
  作業点 軟化点 徐冷点 歪点
粘度 104 107.6 1013 1014.5
温度 1,252℃ 821℃ 560℃ 510℃

DURAN®ガラス管
DURAN®は、SCHOTT社の登録商標・商標です。

ホウケイ酸ガラス-1、DURANとは、SCHOTT社の創設者、オットー・ショットが19世紀後半に発明した特殊ガラスです。 化学的特性が高く、熱や外部からの衝撃に対する耐久性を持っているため、現在では化学工業分野や理化学用品など、様々な分野で用いられています。
DURANR製品は安定性、加工性の良さ、および急激な温度変化に対する耐熱性の高さで よく知られております。 熱膨張が非常に低く、研究室及び大規模な化学プラントでのご利用に最適なガラスです。 また防食性が高く、強度な化学薬品に対してもほとんど中性を保ちますので、他の材料に比べて有利です。 ホウケイ酸ガラスは、耐熱性、耐酸性が高いだけではなく、塩溶液、有機化合物、 そしてハロゲン物質に対して高い耐久性があります。

成分 SiO2 B2O3 Na2O/K2O Al2O3
81 13.0 4 2
線膨張係数(20〜300℃) 32.5x10-7
  作業点 軟化点 徐冷点 歪点
粘度 104 106 1013 1014.5
温度 1,270℃ 820℃ 560℃ 518℃

SIMAX®ガラス管
SIMAX®は、KAVALIER社の登録商標・商標です。

ホウケイ酸ガラス-1、SIMAXガラスは、化学成分と特性から国際規格ISO 3585とDIN ISO 3585に規定される耐熱性と科学的安定性を特徴とする、α=33に該当します。物質に対する中性と優れた物理特性を備えています。同様に耐熱性と科学的安定性から、高度な使用条件が要求される分野で使われています。

成分 SiO2 B2O3 Na2O/K2O Al2O3
80.4 13.0 4 2.4
線膨張係数(20〜300℃) 33x10-7k-1
  作業点 軟化点 徐冷点 歪点
粘度 104 107.6 1013 1014.7
温度 1,260℃ 825℃ 560℃ 510℃

HARIO(ハリオ)ガラス管
HARIO株式会社

「H-32」ハリオ-32ガラス
「H-32」HARIO-32は、永年にわたる研究を重ねて完成した、低膨張係数の耐熱ガラス(硼珪酸ガラス)です。JIS R 3503で規定された「ほうけい酸ガラス -1」の規格で、化学的耐久性および耐熱性に優れ、理化学用素材として卓越したガラスです。

優れた化学的特性
鉛・亜鉛・カドミウムなどの重金属はもちろん、一般にガラスの泡切剤として使用されている亜硫酸やアンチモンなどを使用していなく、すぐれた化学的耐久性と耐熱性に優れています。

成分 SiO2 B2O3 Na2O Al2O3
81 13 4 2
線膨張係数 32x10-7cm/deg(30〜330℃)
 比熱 0.20cal/g・deg(20〜100℃)
 熱伝導度:0.0026cal/cm・sec・deg(常温で)
 比重:2.23g/cm3
 アルカリ溶出量:0.075ml/g(JIS R 3503-1994年準拠)
※アルカリ溶出量は、空試験結果を差し引いた試料1g当たりの0.005mol/L硫酸の消費ml数

石英管

石英ガラスは、一般のガラスに比べ、非常に高い純度と物理的な安定性を持っており、半導体製 造装置の容器や管などの治具類に、また理化学用の器具などに広く利用されています。

線膨張係数(0〜300℃)

5.1〜5.9x10-7

軟化点 1600℃

並質ガラス管

ソーダガラス、正式名は「ソーダ石灰ガラス」と言います。組成は、シリカ(ケイ酸:SiO2)・ソーダ(炭酸ナトリウム:Na2O)・ライム(石灰:CaO)が主成分です。 シリカだけでガラスを作り、形成するには、高い温度が必要になり、 しかもこのガラスは水に溶けやすいので、 溶かす温度を下げるためにソーダを加え、 水に溶けにくくするために石灰を加えたものを、ソーダ石灰ガラスと言います。 ソーダガラスは最も普通のガラスで、窓ガラスやびんなどに広く使用されています。

線膨張係数(0〜300℃) 85〜90x10-7
軟化点 730℃
ページの先頭へ戻る

Copyright(C) 2009 SEKIYA RIKA CO.,LTD. All Rights Reserved.